カマコン

【2019年9月度定例会】北鎌倉シェアハウス→西鎌倉CONNECT→まちのコイン→Neoカマコン

2019年9月19日(木)19:00~21:00@KOTOWA鎌倉 鶴ヶ岡会館
参加者:約100名

▼初参加者向けオリエンテーション/19:00~

▼本会スタート/19:30~
本会の司会は、面白法人カヤックCEO・柳澤大輔さんと株式会社グローバルコーチング代表取締役CEOの本多喜久雄さんです。
本会の始まりを前に、セットアップとして、どんな方が参加されているかの確認や、本会のアジェンダの説明が行われました。
続いて、定例会後の懇親会の案内がありました。(懇親会の参加は必須ではありません)

続いて、新規プロジェクト案のプレゼンとブレストがスタートです!

流れ:【新規PJT案プレゼン ※プレゼン時間1組5分×3組】→【ブレストタイム/新規PJT案プレゼンの終了後は、PJT案ごとに定例会参加者全員で分かれ、チームになって「ブレスト」を行います。ブレストとは、批判や質問などは抜きにして、前向きに、そしてとにかく数多くのアイデアを出し合い、乗っかり合いながら進めていくものです。なお、各チームで最後に発表するアイデアは一案です】→【応援案・まとめ発表/ブレストによって導き出されたアイデア一案が各チームより発表された後は、アイデアのまとめと今後の応援案をお伝えします。どんな結論になろうとも、すべてのプレゼンとプレゼンターに、カマコンは心からの敬意と感謝を表します!】

▼新規PJT案プレゼン
新規PJT案1)「山を開拓したい」/プレゼンター:有本豊識さん
内容:北鎌倉でシェアハウス「echo kitakamakura」の経営をしている有本さん。「DASH村ができるシェアハウス」をコンセプトに3年前にオープンしました。
そしてシェアハウスの裏にはなんと約250坪の山エリアがあります。

なぜ「DASH村」をやりたいかというと、自分の周りに、あまりにも「自分の可能性にフタをしている人」が多く、田舎ボーイで、シャイボーイな自分でも、人生楽しめることを示して、彼らの道標になりたい。DASH村(山を開拓すること)は、その象徴であり、自分だけではなく、「誰かの考えるおもしろいこと」を実現できる場所にしたいと思ったから。

ただ、「DASH村」をやりたいのは実は有本さんだけなのでは?という懸念が・・・それは住民が「echo kitakamakura」を選んだ理由の多くが「鎌倉に住みたいから」「建物がおしゃれだから」という理由によるもの。
また、もう1つの課題としては山の制約があり、
・夜に音を出せない(近隣に民家がある)
・土地の半分くらいは傾斜地
・現在は草ボーボーの手入れされていない山
というもの。

そんな状況の中、「山を使ったどんな挑戦の場があったら嬉しいか」というアイデアを求めてのプレゼンを行いました。


【ブレストで出たアイデア】
Aチーム:出たアイデア数は72。そのうち、「温泉プロジェクト:温泉が出るまで穴を彫り続ける。」というアイデアが出されました。
Bチーム:出たアイデア数は52。そのうち、「傾斜が多いので、映画館を作ろう」というアイデアが出されました。
Cチーム:出たアイデア数は89。そのうち、「うさぎの山とか害虫を集めて動物園を作ろう」というアイデアが出されました。
Dチーム:出たアイデア数は72。そのうち、「芋合コンをやろう」というアイデアが出されました。
【ブレスト後のまとめ・応援案】
最終的にまずは草むしりから始めた方がいいのではないか、ということで「草をむしりをしてもいい」という人として約30名の挙手が有りました。

新規PJT案2)「自分たちの住む地域を楽しくしたい!」/プレゼンター:西鎌倉CONNECT
内容:「地域のヒトを繋げて、新しい発想や企みを形にして、人生を楽しむ社会を」実現したい!という思いをもとに2019年8月に西鎌倉に誕生したコワーキングスペース「西鎌倉CONNECT」。

西鎌倉には鎌倉最古の神社と言われる「龍口明神社」があったり、江ノ島が近かったり、鎌倉三大緑地である「広町緑地」があります。

また、西鎌倉は乗降客が5,000人足らずの小さな西鎌倉駅に広がる小さな住宅街のため、昔から防災・防犯や運動会、お祭りは地域一帯となって行っていました。

ただ、近年集団主義から個人主義という流れから、少し繋がりが薄くなり、新たなカマコンのような人が集まる場所、そして場所に集まるにはイベントが必要だ!と感じているとのこと。

そして、様々なイベントを開催しているがなかなか想いが伝わりきれていないため、地域を楽しくしたいと思う人に来てもらう為のイベントアイデアを求めてのプレゼンを行いました。


【ブレストで出たアイデア】
Aチーム:出たアイデア数は54。そのうち、「ペットの自慢ができるイベントスペース」というアイデアが出されました。
Bチーム:出たアイデア数は97。そのうち、「80歳以上の日替わり教室(サーフィン、盆栽など)」というアイデアが出されました。
Cチーム:出たアイデア数は57。そのうち、「1日店長を設置する」というアイデアが出されました。

【ブレスト後のまとめ・応援案】
パー会議を西鎌倉CONNECTでやってもいいという人に対して約20人の挙手が有りました。


新規PJT案3)「まちのコイン」で仲間づくりがしたい!/プレゼンター:面白法人カヤック・長谷川裕子さん
内容:現在は逗子在住で、3児の母である長谷川さん。鎌倉で働く歴13年で、逗子の前は鎌倉在住歴8年とのこと。

今、週末に海に行けば誰かしら知り合いに会える環境で、ここ数年で「仲間が増えると、好きな場所・人・時間がもっと好きになる!」と実感している長谷川さん。

そんな長谷川さんが担当する地域通貨「まちのコイン」はただの地域通貨ではなく、

・コインをもらうのも、つかうのも「仲間(つながり)」をつくる必要がある
・つかえばつかうほど「仲間づくり」ができる通貨

とのこと。

どんなサービスかというと、

1.加盟しているお店やプロジェクトが仲間づくりを募集(たとえば、ビーチクリーンや地域の伝統工芸のお手伝いなど、ちょっとした人とつながる活動)
2.仲間になってくれたお礼にコインをわたします
3.コインは専用アプリからQRコードを読み取ってやりとり
4.もらったコインは地域のお店でつかうことができます(たとえば、初来店の人を連れてきたらデザートをサービス、相席でランチしたらちょっと割引、などつかうときにもつながりづくりの要素が入っています)


今回は、つい参加したくなるような鎌倉で働く面識のない人どうしが知り合い(仲間)になるしかけを求めてのプレゼンでした。

【ブレストで出たアイデア】
Aチーム:出たアイデア数は47。そのうち、「ドレスコードを決めて一緒に見せに来てくれたらコインをもらえる」というアイデアが出されました。
Bチーム:出たアイデア数は35。そのうち、「鎌倉で働く人達が集まって芋煮会をする(鎌倉野菜などで)」というアイデアが出されました。
Cチーム:出たアイデア数は90個。そのうち、「足の爪を切り合う」というアイデアが出されました。

【ブレスト後のまとめ・応援案】
芋煮会(参加するとコインがもらえる)に参加してもいいよという人に対して、約50名の挙手がありました。


新規PJT案4)Neoカマコンプロジェクト/城戸忠之さん
内容:伊勢神宮の式年遷宮のように、カマコン定例会をゼロから創る!という意気込みのもと、Neoカマコンプロジェクトを立ち上げた城戸忠之さん。

いろいろトライして、広げて、巻き込んで。飲んで呑んでようやくブレストに代わる1つの形ができました。その名も「パー会議」。

「パー会議」とは、

・ブレストでアイデアを出す
・ブレストでアイデアをもらう

ジブンゴト化できる会議。

流れとしては、

①最大4-5名のグループで
②まずは仲良くなる!(これ大事)
③一人ひとりが悩みを打ち明ける(ここがパー)
④一周したところで、アイデアを出したい悩みを選ぶ(自分含む)
⑤アイデア出しタイム
⑥本人が一番いいと思ったアイデアを実施プラン宣言

とのこと。

ブレストのお題は「一緒になった人次第!?目の前の仲間に最大に貢献するブレストを!」をテーマに行いました。

【ブレストで出たアイデア】
Aチーム:出たアイデア数は16。そのうち、「ブレストの参加者を全員小学生に限定して、子供のアイデアを形にする街にする」というアイデアが出されました。
Bチーム:出たアイデア数は72。そのうち、「西鎌倉でまちのコインを使う」というアイデアが出されました。
Cチーム: 出たアイデア数は。そのうち、「台湾タクシー(時間になったら強制的にタクシーが迎えに来る)」というアイデアが出されました。
【ブレスト後のまとめ・応援案】
A:長野の小学生ブレストに参加してもいいよという人に対して、約25名の挙手が有りました。
B:西鎌倉でパー会議やってもいいという人に対して、約30名の挙手が有りました。

▼終了/21:00

来月の定例会は10月17日(木)の開催を予定しています。
ご入会や、定例会へのご参加(紹介制)についてなど、お問い合わせはinfo@kamacon.com までお願いします!

 

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