カマコン

『国土地理院主催の防災アプリ実証実験』にカマコンが参加!

国土交通省国土地理院と水管理・国土保全局は、内閣府と協力して災害時等に役立つ
 防災アプリの公募に平成26年度から取り組んでいます。
 この取組は、国等で保有する防災に役立つ地理空間情報をオープンデータ化の一環として
 広く一般に提供し、有用な防災アプリ開発を促進することで、主体的な避難等に役立てるなど、
 防災力向上に役立てることを目的としています。
 カマコンは、主要プロジェクトの開催実績により、防災アプリ実証実験の運営会社から
 参加依頼を受け、11/7、11/14の2週にわたり、本イベントに参加し、防災アプリの操作確認と
 防災に関するディスカッション・施策アンケートに協力しました。

1.鎌倉市における避難誘導支援実証実験(11/7)
 <概要>
 鎌倉市職員と鎌倉市在住者、大学関係者とともにカマコンもモニターとして参加し、
 防災アプリを用いて避難場所へ避難する実証実験を行いました。実証実験には避難誘導支援機能に
 優れた3つの防災アプリを使用しました。

■日時:平成27年11月7日(土)9時30分~16時05分(午前午後2部)
■場所:神奈川県鎌倉市材木座周辺
<実証実験の内容>
 (1)モニター-による津波避難誘導実証実験
  •各々の防災アプリを使用して、スタート地点から指定避難経路による避難場所まで
  移動する実験。
 (2)モニター、開発者等によるグループディスカッション
  •実証実験終了後にモニター、開発者による使用した防災アプリの機能、操作性の改善点、
  防災情報の利活用などについて意見交換に協力。
 (3)アンケート調査
  •避難時に使用した防災アプリの機能や操作性、アプリに必要な防災情報等について
  アンケート調査に協力。

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避難誘導実証実験のルート

実証実験の様子
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最寄りの避難所や津波避難ビルまで、 防災アプリの誘導に従い移動。参加者は、
画面と実際の町並みを見比べながら、目的地に向かいました。

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途中のチェックポイントでは、防災アプリを使って津波浸水予想範囲、
標高データなどを確認。 その地点の災害リスクなどについて、
グループ内で共有・意見交換等を行いました。

グループディスカッションの様子
 phot_3 
移動実験終了後は、防災アプリの操作性や機能の改善点、災害時に役立つ防災情報 
などについて、グループディスカッションを実施。カマコンからも多くの意見を出しました。 


2.鎌倉市におけるリスクコミュニケーション実証実験(11/14) 
実証実験にはリスクコミュニケーション(災害リスクの学習)機能に優れた3つの防災アプリを 
使用しました。
 <概要>  鎌倉市職員と鎌倉市在住者、大学関係者とともにカマコンもモニターとして参加し、
防災アプリを 使用して自然災害に対するリスクを把握し、適切な災害対応への理解を深めました。

 ■日時:平成27年11月14日(土)9時30分~15時45分
 ■場所:神奈川県鎌倉市材木座周辺 
<実証実験の内容> 
(1) モニターによるリスクコミュニケーション実証実験 各々の防災アプリを使用して、
  自然災害に対するリスクを把握し、適切な災害対応への 理解を深める実験に協力。 
(2)モニター、開発者等によるグループディスカッション 実証実験終了後に、必要となる
  防災アプリの機能、災害対応を考える上で有効な防災情報等に ついて、モニター及び
  開発者による意見交換に協力。 
(3)アンケート調査 避難時に、使用した防災アプリの機能や操作性、アプリに必要な
 防災情報等について アンケート調査に協力。 

実証実験の様子
 phot_4
まずは防災アプリを使って、AR(拡張現実)機能による津波浸水予想深、
傾斜区分図による避難方向、周辺の防災情報等を確認。 

グループディスカッションの様子
phot_5
班に分かれてグループディスカッションを実施。必要となる防災アプリの機能、
災害対応を考える上で有効な防災情報等について、予定時間をオーバーするほど
活発な意見交換が行われました。


phot_6
カマコンからも、「追加してほしい機能」、「実現している機能で使いやすいもの」、
「整備を希望する防災データ」等の意見を伝えました。




                
 

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